涙腺崩壊決定！37.5℃の涙
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37.5℃の涙とは
37.5℃は、子供を保育園に預ける事ができる発熱のボーダーラインと言われています。
個人差はありますが、37.5℃も熱が出ていると、外出（登園）によってそれが良くなるという事はまず滅多にありません。（むしろ高確率でお迎え要請がきます。）
ところが、保育園に通う年頃の子供は、かなり突然にこのくらいの発熱をします。
それに、風邪をひいたからとか明確な理由がない発熱も多かったりするし、熱以外でも感染性の病気だってアウトです。
仕事や予定のある母親または父親が、子供の体調不良により予定キャンセル！と出来る人はおそらくごくわずか。仕事とは、それを理由に度々は休んだり遅れたりできないし、多くの人がしんどそうな子供を泣く泣く預けて…という事態にせざるを得ない事でしょう。
そんな働くお母さんの葛藤、なかなか浮き彫りになりづらい「心の闇を抱えた大人」、いろんなタイプのお母さんやお父さん、その子供、家庭の事情を病児保育士が保育担当をすることで見えてくるものが複数話のストーリーになっています。
作者の椎名チカさんも一女のお母さんだといいます。
頼ることが出来るご自身のご両親が近くに居ても、仕事をしながらの子育てが大変だというのを身をもって体験されているので、特に働くお母さんのお話は登場人物たちの心の動きがリアルです。
Handyコミックで読める椎名チカ作品
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